今回は個人的なデザインの考え方を書いてみます。
あまり語る機会も必要もないと思っていますが、挨拶がてら。木立です。
昔からある言葉で、「三方よし」という言葉があります。
江戸時代は近江商人にルーツがあり、商売のはなしでよく出てくる言葉ですが、ことデザインにおいてここまで当てはまる言葉はないと思い、以前から意識している考え方です。
「売り手によし、買い手によし、世間によし」
売り手、買い手、世間の3つすべてにとって良い商売を心掛けるべしという理念です。
店舗の空間設計においては、クライアントが作りたいイメージがあり、それを目指して私たちデザイナーがブラッシュアップ。さらに、その地で勝負できるお店を作るという目的があります。
もちろん、一大決心して大金を出してお店を出す方の想いを形にするのが第一優先ですが、先のことも考え より良くしていくのが私たちの仕事だと思っています。
ときに立ち止まり、ときに分かち合い、クライアントと共に「三方よし」のお店を作っていくことをこれからも意識していく構えです。
…と不慣れで硬いブログになっていまいました。
私たちは工事店であり、デザイン会社なので、今後 実際の施工の事例を通してデザイナーとしての理念や考え方をフランクに発信していければと思います。
歌川広重の絵だけでは伸びないと聞いたので、次回ブログを書くことがあれば紹介したい案件の写真を載せて終わりとさせていただきます。