こんにちは!
東京オフィス加藤です。
年が明けた!と思ったら1月も残り1週間。。
今回は一年の始まりに心機一転買い漁った本の一冊をチラッとご紹介したいと思います。
世界のエリートは何故「美意識」を鍛えるのか
経営におけるアートとサイエンス
アートと経営。
一見リンクしなさそうなワードに目を引かれ購入しました。
意外と好きな経営本。
尊敬する経営者、OWNDAYS田中修二社長も仰ってました。
成功はアート、失敗はサイエンス。
成功に再現性は無く自分で見つけるしか無い、失敗は繰り返される。と
アートや「美意識」と聞くと、
いわゆる「クリエイティブ」な領域の話かと思われるかもしれないですが、
本書で語られる「美意識」はその領域だけに留まらず、経営戦略や行動規範、ビジョンなど、
企業が行なう活動の「よい」「悪い」を判断するための認識基準も含んでいます。
かならずしも数字や論理で説明できないものを判断する力が「美意識」ということです。
経営は
アート・・企業の創造性、ビジョン。
クラフト・・ビジョンの具体性
サイエンス・・分析、評価、経験
以上の3つで成り立ち、今までの日本企業ではクラフトとサイエンスが重視されていました。
しかし今日のように複雑で曖昧な世界では、ビジネスの意思決定で重要なのはエビデンスではなく
アーティスティックな感性だということです。
私たちの仕事の中でも論理的に解決できる問題もありますが、
論理だけでは解決できない問題にも多く出くわします。答えの出る問題ばかりではないですよね。
限られた時間の中で成果を出すには論理や理性だけではなく、感性・直感が重要と感じます。
では美意識とはどのように高められるのか、本著では
1,絵画を見る・・・ アートを見ることで観察力が向上。
2,哲学に親しむ・・・ 問題→解決への思考プロセスを学ぶ。
3,文学を読む・・・ 答えを求めるのではなく想像力・感性を養う。
以上の3つをポイントとして挙げています。
↑大分昔に行った群馬にある富弘美術館。好きな建築の1つです。ヨコミゾマコト設計。
以上超概要でした^^💦
ただ好きで触れていたアートの分野ですが美意識=直感力が磨かれ、
経営や感性につながっていくという視点を持つことでまた見方・接し方が変わっていく気がします。